当時のミリオネアＭシリーズと違い、遠心ブレーキなどついてはいない。クリック機能をＯＮにすれば置竿に対応でき、落し込み時に重宝するフリーストッパー機能でいたれりつくせり。そう、これはベイトキャスティングリールでは無く、当時、餌釣用両軸受けリールで一世風靡した"コロネット"の豪華版である。
しかしネットオークションの出展者はこれを"ルアー用ベイトキャスティングリール"と出品していた。（本気か？）しかし考えようによっては、このキャスタビリティのほとんど無いリールで夜間の海でルアーをキャストするには極めて高度なテクニックを要求されるのではないか？と思ってみた。挑戦せねばなるまい。
やってみたらなんとかやれる。ただし、使用できるのは重さのある大型ルアー、ヒットゾーンは確実に２０ｍ以内の現代では考えられないハンデｨキャップ戦を強いられる。それでスズキを手にした時はかつて無い達成感を満喫できること請け合いである。あまり薦められないが腕に覚えのある方はどうぞ。
【私はこうして使う】
よほど自分の機嫌がいい時以外は精神衛生上、使わないようにしましょう。
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